
こんにちは、pandaです!
以前に7歳(初心者)向けとして【7歳に教える】オセロの序盤ってどこに打てばいいの?(続き) | ぱんだブログという記事をご紹介しました。一言でいうと「序盤は相手の石を1個返す」という考え方になります。あてもなく、むやみやたらと石を置いていた方にとっては間違いなく腕を上げられるコツとなりますのでまだご覧いただいていない方はぜひ見てみてください。
初心者の方が対局をこなしていくと、「1個返す場所は見つける意識は持てているけどそれだけでいいのかな」「1個返す場所は見つけたけれど有利になっている気がしない」ということを思うタイミングがあるのではないかと思います。
そこでそんな悩みにお答えできるよう、「序盤は相手の石を1個返す」と双璧をなす程の別のコツがありますのでそちらについて解説します。
この記事では以下のような人におすすめデス
・前回の記事をお読みいただいた方
・オセロ序盤についてなんとなくしっくりきていない方
初心者や7歳は“序盤は相手の石の中を割る”ことを意識する

冒頭の盤面の画像に候補手(丸印)を追加してみました。あなたは黒番です。
「黒石」が次に打つ番としたらどこに置くのがよいと思いますでしょうか?手だけでいえば大体の箇所に置くことができますね。
オセロが強くなるためのもう1つのコツとして”ゲーム序盤は相手に自分を囲わせる“という考え方があります。
これもオセロにおいては重要な考え方です。初心者が格上の相手と試合をすると”だんだんと何か嫌なところにしか置けなくさせられている”という状況が生まれやすいのではないかと思いますが、これは相手がこの考え方を実践してきているためです。
前回が石の”数”に着目したコツである一方で、今回は石の”取り方”に着目したコツになります。
「相手に自分を囲わせる」とはすなわち「相手の打つ箇所を減らし、自分の打つ箇所を増やすことができる」という状況を生むことができ、試合を有利にコントロールしていくことが可能となります。
こちらのコツが理解でき実践できたとすれば、もはや初心者は脱していると言っていいかもしれません。ただ「相手に自分を囲わせる」ために実際にどうすればいいのかわからないと思いますので、具体的な方法として以下を念頭に置いていただければと思います。
「序盤は相手の石を中を割る」
どういうことか以下で解説します。
“中を割る“=相手の壁の内側に置く

今回の”相手に自分を囲わせる”を理解いただく設問としては、上の左の画像の黄色部分が解答となります。石を打った後は右側の状況となります。
“相手の石の中を割る“というのは”相手の石と石の間に置いて相手の壁を壊さない方法”とも言い換えられます。最初の画像の石たちを一つの四角形として見ていただくと、上と下は主に黒石、右側と左側は白石がそれぞれ主に壁を作っていると見ることができます。
ここで置けるからといって右側や左側に黒石を置いてしまうと黒石が四角形の3辺を囲い始めてしまうイメージをお持ちいただくことはできますでしょうか。これですと徐々に黒石の打つところが減っていき白石に形勢が傾いていきます。そこで今回の黄色部分に黒石を置くと、その状況を少なくとも維持することが可能となります。
そして次に白石が打つ場面を想像してみていただきたいのですが、上か下の黒石の壁に手をつけるしかなくなります。こうなると今度は逆に少しずつ黒石有利に進めていくことが可能となるのです。
オセロが強い人はこれをこっそりやってるはずですヨ
まとめ
今回のポイントをまとめますと以下のとおりです。
■”ゲーム序盤は相手に自分を囲わせる“という考え方を理解する ■具体的な方法としては”序盤は相手の石の中を割る“ことを実践する
こちらができるようになりますと、かなり強くなります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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