
オセロをさせようとしているお子様が「なんでいつもひっくり返さなきゃいけないの?」と言って、相手の石を返せない単独の場所(打てない場所)に打とうとすることがあります。何度ルールを説明してもわかってくれないときは親としてイライラしてしまうこともあるかもしれませんがそんなときの対応はたとえば以下のようなものが考えられます。
- ダメな箇所に打ったときに毎回ルールを伝える
- 今はその時ではないと一旦あきらめる
- 塗りつぶす楽しみを教える
- 石は寂しがりでお友達を増やしたいと伝える
1.ダメな箇所に打ったときに毎回ルールを伝える
まずはきちんと説明してみるというのは王道であり、数回で納得してくれる子であればもうそれで解決です。ただ当ページにたどり着いている方はそれではなかなか解決していない家庭も多いかと思いますので下に続きます。
2.今はその時ではないと一旦あきらめる
その子がオセロを石の数を競う勝負としてではなく、今はきれいな石を好きなように置くことの遊びとしたいと思っている可能性があります。その場合、無理強いせずに石置き遊びに付き合ってみてもいいと思います。石を立たせて指ではじいてクルクル回すことが楽しい子もいますので気長にみてあげてくください。ゲームとして教えるのは適切な時期が来てからでも十分です。
3.塗りつぶす楽しみを教える
子どもの好奇心にはたらきかける方法です。上の画像のどちらでもいいのですが、左側が黒番、右側が白番です。好きな方の画像を見せたり盤面を再現して、「上手く置いたら自分のチームの色に全部塗りつぶせる・全クリや全制覇できるとしたらどこに置こうか」と伝えてみて、オセロは相手を自分色に染めたら勝ち!イェーイ!というところから入るのもアリです。
4.石は寂しがりでお友達を増やしたいと伝える
子どもの思いやりの心にはたらきかける方法です。「石は一人では寂しいから置いたときにお友達・仲間がほしいのよ」と伝えてみます。心根が優しい子は意外とその石のためにオセロを進めようとしてくれることがあります。
5歳にはその子の性格に合った説明で伝える
もし子どもがオセロのルールを理解するのが遅くても焦らず、その子の性格をみて例えば上記のような方法を試すなどして歩調を合わせてあげるのが一番だと思います。
勝負事が苦手で、「あたしが終わった後の石を数えてどちらが勝ったか教えてあげるね!」なんていう審判気質の子もこれまでいました。それはそれでよいと思います。
意外と1年後には余裕でできるようになっていて「あの時の苦労はなんだったんだ」となることもありますヨ
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